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ActiveImage Protector 2018 Update 4

ActiveImage Protector 2018 Update 4 リリース

ActiveImage Protector 2018 Updateも順調に4番目のリリースになりました。
今回の主なアップデート内容は

  • HyperStandby/HyperRestore のLinux LVMへの対応
  • レプリケーション機能の追加
  • BootCheckの手動実行

になります。

HyperStandby/HyperRestoreのLinux LVM への対応

HyperAgentは仮想マシンのディスクから直接バックアップイメージファイルを作成します。前バージョンでは、Windowsに関してはほぼ問題ありませんでしたが、Linux特にLVMシステムへの対応ができておらず別のハイパーバイザーなどにリストアした場合起動しない場合がありました。
HyperStandbyはHyperAgentが取得した仮想マシンイメージを使って、別ホストのハイパーバイザー経由でスタンバイ仮想マシンを作成しておき、必要なときにすぐに起動できるソリューションです。vStandby、vStandby AIPと続くNetJapanのStandby機能のひとつですが、やはりスタンバイ仮想マシンの作成に成功しても起動しないという場合がありました。
とくに、ハイパーバイザーを混在しての運用の場合、元と違うハイパーバイザーに仮想マシンを作成すると、各々のハイパーバイザーで使うドライバ、特にディスクコントローラーが欠けているとシステムは起動しませんので、ひと手間くわえた仮想変換を行う必要があります。

新しいバージョンではバックアップイメージを作成時に正しいドライバを含む環境の情報を組み込むようになるため、殆どの場合で起動が可能になります。

レプリケーション機能の追加

レプリケーションを使うと取得したバックアップイメージファイルをソースマシンとは別の場所にバックアップファイルを隔離して地理的な障害に対応することができます。

いままでは、無償で提供されているActiveImage Protector の補助ツール ImageCenterで行う運用でした。ImageCenterはバックアップイメージフォルダを監視して新しいファイルが作成されたら自動的にレプリケーションやコンソリデーションを行います。独立したアプリケーションなのでバックアップしているソースマシンとは別のマシンで動かすことができるためレプリケーションの負荷分散を行うことができました。 もちろん同じマシンで動かしても問題ありません。

一方でバックアップ直後にすぐレプリケーションをしておきたいという要望もありました。もちろんImageCenterでもバックアップ後すぐにレプリケーションは可能ですが、ポストバックアッププロセルに組み込んでおけば細かい設定は不要になります。

また、レプリケーション先としてクラウドストレージにも対応しました。ImageCenterでも可能だった Azure Storage に加えて OneDrive for Bussiness, Google Drive, Dropboxをレプリケーション先として選択可能です。各々のクラウドストレージに保存するには、各々の認証システムに従った設定が必要になります。

新しいレプリケーションターゲット

新しいレプリケーションターゲット

OneDrive for Bussiness の設定

OneDrive for Bussiness の設定

BootCheckの手動実行

Postbackupで自動的に実行されるBootCheck機能を手動で使用できるようになりました。
今までも無償の補助アプリケーション ImageBootを使ってローカルのHyper-VやVMware workstation 等で起動確認はできていました。 今バージョンからはImage ManagerからリモートのHyperVisorを使って起動確認を行うことができます。

今回のUpdateで、物理マシンローカルのエージェントベース、仮想マシンのエージェントベース、そして仮想マシンに対するエージェントレスバックアップを統合したバックアップソリューションとして、ActiveImage Protector 2018に計画していた機能はほぼ実装されました。

働き方改革的PCキッティング その2

前回のブログで作業用 PC のセットアップは完了していると思いますので、今回はマスター作成に関する作業と注意点をご説明します。

「Sysprep は必要か?」とよく質問をいただきますが、回答としては「Sysprep は必要」です。

キッティングする際のマスターイメージ作成(ひな形とも呼ぶ)を作成して、最終的に Sysprep を実行してシャットダウンした状態のイメージを取得して、同一機種の PC にイメージを展開していきます。

Sysprep を実行した後の初回起動では、コルタナが起動して国や許諾などを求められます。要するに、新しい PC を購入して初回に起動した状態となります。Sysprep を実行する最大の理由は、多分 SID の重複を回避するためだと思います。
実際 SID が同じ PC があると、ライセンス管理が煩雑と認識される基準となったりもするようです。また WSUS で Windows Update を制限している環境の場合、SID が重複していると例えば50台の PC も 1台と認識してしまうなど、問題が発生するようです。
SID は whoami /user とコマンドラインタイプすると下記のように表示されます。

肝心なコンピューター SID は上記の 3192717975-3805275441-1306441224 までとなり、ここの部分が重複しないようにする必要があります。
結論としては、Sysprep をだた実行するだけで問題ありません。
マスター用の PC で Sysprep を実行(一般化と言われています)したイメージを展開すれば、全ての PC の SID がユニークになるといった事が実現出来ます。
Sysprep を実行するタイミングは、必要なアプリケーションなどのインストールが全て完了した最後の作業として行います。

しかし巷ではこの Sysprep をいざ実行した時に、例えば「Windows イントールが確認出来ません」などのエラーが表示されてしまい、Sysprep が実行出来ないケースがあるようです。
こういった現象が発生した場合、OS のインストールから作業をやり直しなど作業時間が長くなる原因となってしまいます。こういった症状をいかに回避して作業効率化するかといった事も非常に重要となります。
このような症状になる1番の原因は Windows のストアアプリケーションの影響が多くあります。(Windows LTSC、LTSBを除く)

〇マスター作成時の注意点として、

– ボリュームライセンスで購入した Windows 10 を ISO でインストールを行う時に PC をネットワークに接続しない。

これが重要です。
インターネットに接続した状態でインストールを行っている場合、(キッティングのマスター用途でなければ特に問題ありませんが)インターネットに接続している状態では Windows 10 全ての Update 含むストアアプリまでが自動的にインストールされます。これを回避するためにインターネット接続してのインストールは行わない方が賢明なようです。
しかしインターネット接続しないでインストールをしていると、たまに「なぜ PC の電源を切ったのですか?」といったエラーが表示されるケースもあるようです。
これは回避方法と発生タイミングはわかりませんが、表示されてしまった場合、無限ループするケースもあるので、最悪は OS の再インストールから作業を始める必要がある時もあるようです。
個人的にはまだ遭遇していませんので、頻度は低いと思われます。

実作業としては、キッティングする同一マシンを1台準備して、まずは手動でインターネットに接続しない状態で、OS のインストールを行います。

 

次回に続きます。

By Sato

働き方改革的PCキッティング その1

高温多湿で外出がいやで仕方がないこの時期に今年は Windows 10 のPCの入替需要が昨年から進んでいますが、まだまだ案件も多くて作業に時間を取られているエンジニアの方が多いようです。

世の中は働き方改革で残業時間も上限があり、しかし納品のPCが準備出来ずにどうすれば良いのか?と苦労されているようです。

弊社の提案する「働き方改革的PCキッティング」の目的は、いかに実作業をするエンジニアの方々が楽に早く、より簡単に作業を進められるか、を追求するためのブログです。

初めは少し面倒な作業だと思われるかもしれませんが、弊社の ActiveImage Deploy USB(以下、Deploy USB)を使用すれば 10GB/40秒でキッティングが可能(SSDモデル)ですので、数回行ってみれば間違いなく作業が効率化され、働き方改革的PCキッティングの実現が可能です。

記載内容は弊社の製品3割、7割は Sysprep 関連などの解説となりますが、Microsoft 社非公認の個人検証レベルでの記載となりますので、ご参考程度にご覧ください。

 

用意する物は作業用の Windows 10 のPCが1台必要です。スペックはそれ程高くなくても大丈夫です。

作業の流れは下記のようになります。

〇作業用 PC の準備を行う。

〇Windows 10 のボリュームライセンスを準備して PC に Windows 10 をインストールする。

〇Windows 10 の品質保全部分のみの Update を行う準備と実行。

〇自動応答ファイルの作成を行う。

〇作成した自動応答ファイルと実行用バッチをマスターPCにコピーして Sysprep を実行。

〇Deploy USB でマスター取得。

〇Deploy USB でキッティング開始。

 

今回は作業用PC の準備についてご案内します。

作業用PC では Windows ADK の実装が必要となります。ADKは、Windows 10 が現在半年に1回 Update されますので、それと同時期に Update されています。ADKの全てを必要とするのでなく、Deploy USB で必要な Win PE(1809からはアドオンになりました)と DeploymentTools を作業用PC に実装します。
ダウンロード先は Google などで簡単に検索可能です。


現在最新の1903の場合、上記のように検索して MicrosoftDocs からインストールが可能です。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-hardware/get-started/adk-install


現在では Windows PE はアドオン扱いとなりますので、先に Windows ADK for Windows 10 をクリックしてインストールを行います。



インストールは、自動応答ファイルを作成するための Deployment Tools のみをチェックしてインストールを行います。
このインストール完了後にADK用の Windwos PE アドオンのダウンロードをクリックしてインストールを行います。
そして作業用PCに弊社の Deploy USB のインストールを行います。

(数回次へをクリックするだけでインストールは完了します)

次回に続きます。

By Sato

<ActiveImage Protector、フィリピンで販売開始!>

フィリピンの弊社製品の代理店、IPSYSTEMS, Inc.が5月31日(金)にマニラのDiscovery Suites ホテルにてActiveImage Protector Launch Meetingを開催することとなり、弊社 Global Sales Teamも参加しました。

イベントが開催されたホテルはIPSYSTEMS, Inc.に近く、ビジネスで賑わうオルティガス地区の中心部に位置します。現地のディストリビューター、リセラー、そしてActiveImage Protectorに興味をお持ちのエンドユーザー様が来場されました。

いよいよスタートです。

IPSYSTEMS, Inc.社長のPatricia Celisさんがご来場の皆様への感謝、IPSYSTEMS, Inc.の歴史、ミッション、取り扱い製品についてプレゼンテーションをおこないました。

次に、弊社副社長の山﨑がネットジャパンのご紹介、そして製品ラインやActiveImage Protectorをご利用のお客様についてご紹介しました。

その後、登壇したのは弊社製品開発マネージャーのEric Simmons。仮想環境へのエージェントレスバックアップ機能を搭載した新製品「ActiveImage Protector 2018 Update Virtual Edition」をはじめとするActiveImage Protectorの機能のご紹介と様々な環境での活用事例をわかりやすくご紹介しました。

休憩時間は、会場の外の喫茶コーナーに用意されたお茶やお菓子で気分転換。

 

休憩後は、IPSYSTEMS, Inc.のエンジニアによる ActiveImage Protectorのバックアップ、vStandby AIPなどのデモを行いました。来場者は、ActiveImage Protectorのマニュアル不要の操作の簡単さに大変興味を持たれていました。

 

その後Q&Aセッションに入り、来場者からは「無料版ESXiをインストールした環境でActiveImage Protectorを使ってバックアップを取れるのか」、「翌年度の以降のサポートサービス料はライセンスの購入価格の何パーセントなのか」等々、製品の機能やライセンスポリシーについての質問が相次ぎました。

アンケートをご記入いただいた方を対象とした抽選会を行い、結果を発表!

 

会場が熱気に包まれる中、ActiveImage Protector Launch Meetingは幕を閉じました。最後にご来場の皆様との記念写真をパシャッ!

海外市場に挑戦するためには、乗り越えなければならない課題がたくさんあるかと思います。より多くのお客様に弊社のソリューションを活用していただけるように努力してまいります。

<台北「Taiwan Cloud Edge Summit 2019」出展レポート>

5月8日のFacebookにてご案内しました、5月15日(水)に台北で開催された「Taiwan Cloud Edge Summit 2019」に出展しました。

今回は ActiveImage Protector の台湾のパートナー、GATI(General Advanced Technology Inc.)と連携しての出展で、セミナーセッションでは弊社製品開発マネージャー Eric Simmons が「クラウド環境での費用対効果の高いデータの保護対策」というテーマでプレゼンテーションを行いました。

当日は晴天に恵まれて、約1,300名のお客様がご来場されました。

ActiveImage Protector のブースでは商談が盛り上がっています。


データ保護、バックアップ&リカバリ、DRに興味を持ってくださる方が多く、たくさんのリードを獲得しました。

また、セミナーでは真剣に聞き入ってくださる方が多く、大盛況でした!25分の持ち時間の中で、クラウド利用のメリット、デメリット、クラウド上での ActiveImage Protector を利用したデータのバックアップ保護をメインに具体的な事例を交えて紹介し、ご好評いただきました。ネットジャパンのプレゼンテーション終了後は GATI がデモを行い、お客様にマニュアル不要のシンプルな操作性を実感していただけたと思います。

最後に ActiveImage Protectorの超レアなノベルティが当たる抽選会を開催しました。みーこ大活躍です!

  

ご来場者いただきました皆様ならびに GATI の皆様のご支援、ご協力に感謝いたします。

ありがとうございました。

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