憧れの寝台特急『カシオペア』号 1号車1番 乗車記 ・・・ 第一話 出発まで

Fe@NJです。こんにちは!

今回は、寝台特急『カシオペア』号の話です。
『カシオペア』は上野~札幌を結ぶ寝台特急列車で、客室は、全て、A寝台の個室となっており、日本で定期運行を行う最高級の列車でした。大変惜しくも、2016年3月、北海道新幹線の開業とともに、ひとまず引退となりました。

鉄道ファンとして、引退前に、上野から札幌まで全区間を是非乗りたい。それも、最後尾の展望室タイプ(1号車1番)、最高級列車の最高級室(カシオペア スイート)を・・・と、ある年の真夏の暑い日に一念発起(笑)したものの、予約が取れません(涙)。

というのは、『カシオペア』の車輌は1編成しかなく、また、片道の所要時間は約16時間であるため、ハイシーズンとかに目一杯繰り回しを行っても、上野発・札幌発、いずれも運行は1日おきになります。(例えば、上野発の翌日に札幌発、翌々日に上野発・・・)

その中でも、後ろ展望を独占できる1号車1番はまさに「プラチナチケット」にて、乗車日の1か月前の午前10時の発売開始後、0コンマ0x秒で売れてしまうのです。JR各駅・旅行代理店の数多いオペレーターの「指運」(ゆびうん)の世界らしいです。挑戦開始から約半年後、半ば諦めかけていたころ、12月の初めに「1月7日のカシオペアが取れましたよ!」との連絡が入りました。羨望の1号車1番をゲットするまで、実に長い道程でした。幸いにも、リクルート中であったため、休暇とかの心配も無用で、この点もラッキーでした。 

①    A寝台券・特急券の画像

①DSCF0514-U-JT 指定券

②    乗車券の画像

②DSCF0510ーt-U-JT 乗車券

※ カシオペア乗車後、稚内まで行きました!

いよいよ、乗車当日、上野駅地下の頭端式(行き止まり式)の中長距離列車のホームへ行くと、既に『カシオペア』は13番線に入線していました。その白眉の1号車1番で札幌まで行けるとは、実に幸せな人生だなぁと思いました。

③    ホームの電光掲示板の表示

③DSCF0012

④    カシオペア号の車輌側面の表示

④DSCF0023

④DSCF0024

⑤    停車中のカシオペア号の最後尾

⑤DSCF0019-U-JT カシオペア号 1号車の車端

⑤DSCF0021-U-JT カシオペア号 1号車の車端

ワクワクしながら車内へ。1号車は1番から4番まで、トイレ、シャワー完備の個室「カシオペア スイート」がわずか4ユニットの贅沢!

⑥    カシオペア号の1号車(Nゲージの模型)

⑥DSC_1272

1番の「カシオペア スイート」は1号車の最後尾(東京方)に位置し(突き当り)、通路が無いため、車幅一杯を利用可能です。車端側から、展望を心行くまで楽しめるリビング(ソファ)、ツインベッド、トイレとシャワーが設置されたユーティリティの順となっています。

模型で説明すると、画像の左の端が1番で平屋構造、以下、2~4番は「メゾネットタイプ」で、一階が寝室、景色の良い二階がリビングとなっています。縦に窓が2つ並んでいますが、それぞれ、寝室・リビングの窓となります。反対側(進行左側)は通路になっています。

ちなみに、カシオペアの客車の車輌は、電車やディーゼルカーと異なり、自走のための動力源(モーター、エンジン)が付いていません。そのため、静かです。動力源として、札幌行きの下り列車の場合、客車の編成の前方(札幌方)、12号車の前には、牽引するための機関車が連結されます。12号車は、乗客の誰もが利用可能な「ラウンジカー」ですが、進行前方に機関車があり、前展望は限定的となります。

 

おまけの話です・・・

(1)   カシオペアに万一乗り遅れた場合、東北新幹線で追いかければ、追い付くことは容易です。(新幹線代が余分に必要ですが)

(2)   カシオペアは、定期運行終了後の今でも、旅行会社が主催するツアーを利用すれば乗車可能です。つまり、団体専用列車になっているのです。ただし、1号車1番はいつも応募多数にて、厳しい抽選を突破する必要があるようです。

 

☆「第二話・・・出発進行!」に続く★


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