秋の本命レースに向けて

 先週、横浜国際マラソンについて触れましたが、土曜日の雨で予定がくるい、日曜日は応援に行かず、変わりに山へ走りに行きました。神奈川県の足柄山は金太郎の故郷としても有名で、強く(速く)なりたいなら足柄峠を走れ!とランニングのメンバーにもよく言われます。どうしてわざわざ遠いところへ行くのか・・・峠走は上りで心肺機能、促進力を高め、下りで着地筋を鍛えられるそうです。そして何より、山頂からの富士山は絶景で、空気も澄んで気持ちよく、登った達成感がたまりません。

 峠走のスタートは御殿場線の山北という小さな駅です。この時期、御殿場線は紅葉を楽しむ登山家が多く、たくさんの人で賑わいます。そしてこの電車、降車するときはドアの脇にあるボタンを自分で押さないとドアが開きません。こんなローカルな電車が神奈川にあると思わなかったので初めて乗車したときはかなり驚きました。そして最近もっと驚いたのが、世界陸上で見事銀メダルを取った尾崎好美さんの故郷でもあるようです。

 帰りもひたすら乗車時間が長いです。友達が途中下車すると、いつもは眠ってしまうのですが、13日に発売された1冊の本に読み入ってしまいました。

走れば人生見えてくる
走って人生が変わった男女14人のルポタージュです。

登場する何人かは既に知っている仲間なのですが、中でも、横浜国際マラソンで解説をされた金哲彦さんが印象的でした。金さんといえば今や「体幹ランニング」を市民ランナーに向けレクチャーし、TAIKANシューズもリーボックと開発して販売しています。最近では音楽を聴きながらペースを作るランニング用音楽ダウンロード「エクサミュージック」も反響を呼んでいます。私も走り始めの頃、金さんの本をバイブルにし、LSD(long slow distance)ではエクサミュージックを聞いていました。そんなランニング界の花道を歩み続けてきたように見える金さんですが、こんなに切磋琢磨してきた方なのだと正直驚きました。あの穏やかな表情、そして物腰の柔らかい解説にも納得できました。リベンジレースは何回でもできますが、人生だけは走り急がないようにしていただきたいなと感じました。

 いよいよ今週の日曜日は秋の本命レースです。この本のおかげでモチベーションもアップしました。今週できることは疲労を抜いて、カーボローディング(炭水化物をいつも以上に摂取すること)だけですが、元気にスタートラインに立ち、3時間30分後に笑顔でゴールしたいと思います。

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