Drobo FS ファーストインプレッション [測定編]

Drobo FS のパフォーマンス測定結果です。

Data Robotics 推奨のベンチマークソフトは HD Tuner Pro なのですが、HD Tuner Pro はネットワーク越しのパフォーマンス測定に対応していません。
そのため、今回のパフォーマンス測定には日本のストレージ業界では実質的業界標準を達成しつつある CrystalDiskMark を使用します。

テスト環境の構成は以下のとおりです。

システム: Acer Aspire M5620
プロセッサ: Intel(R) Core(TM)2 Quad CPU Q6700 @ 2.66GHz
メモリ: 3.25 GB
OS: Windows 7 Professional x86
LAN: Intel(R) Gigabit CT Desktop Adapter (JumboFrame Capable)

Drobo FSとの接続にはストレートケーブルを使用し、Windows 7 の ICS を用いて DHCP アドレスを割り振っています。ネットワークドライブのマウントには Drobo Dashboard を使用しています。

各テスト構成で使用したデータ量は1GB、テスト回数は5回です。


Drobo FS デフォルト構成でのパフォーマンス (mtu 1500)
drobofs_normal

Drobo シリーズは通常のRAID系 NASシステムと異なり、データの書込み時に磁気情報が変質した際のための修正用情報を生成しながらデータを保存します。通常のRAIDシステムではハードディスクの破損時に残りのハードディスクから以前の情報を再構築しますが、ハードディスク上の磁気情報の変質には対応しません。Drobo シリーズでは読み出し時に変質の有無を再確認するため、純粋なRAIDシステムよりは若干パフォーマンスが低下します。
また、ファイルシステムのアクセスパターンに応じてデータの書き込みから時間差で最適化処理を行うため短時間で読み書きを行うベンチマークソフトの場合は正確なパフォーマンスを測れない場合があります。

とはいえ、パソコンのバックアップや 大事な写真や動画等の保管先としては十分すぎるパフォーマンスを保持していることが見て取れます。


Drobo FSは JumboFrame を 9,000 バイトまでサポートしています。
同一構成で JumboFrame を設定すると以下のようになります。

Drobo FS JumboFrame構成でのパフォーマンス (mtu 9000)
Drobo FS JumboFrame


同一環境で旧バージョンにあたる DroboShare + Drobo FW800 のパフォーマンスを計測すると以下のようになります。

DroboShare + Drobo FW800 (mtu 1500)
DroboShare + Drobo FW800

Drobo FS と比べると確かに低速ではありますが、大容量データの安全な保存先としての機能には遜色ありません。


DroboShare 用の Jumbo Frame Drobo App を導入した場合は次のようになりました。

DroboShare + Drobo FW800 (mtu 9004)
DroboShare + Drobo FW800 (JumboFrame)


おまけ
DroboShare 冷却方法
Drobo FSには冷却FANが内蔵されていますが、Drobo FW800 (写真上) とは筐体が分離されている DroboShare (写真下) には冷却FANがありません。このため 夏場に風通しの悪い場所で長時間使用すると DroboShare がオーバーヒートして正しく動作しなくなることがあります。

幸い DroboShare には USBポートが二つあるので、空いているポートにUSB扇風機を接続すると冷房が無くとも安定するようです (運用環境によって個人差があります)。

Drobo サポートチームがお勧めする冷却FAN は シグマA・P・Oシステム販売株式会社
USBどこでもマグネット でかせんぷうき”!

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パソコン用の12cm冷却FANを採用しているだけあって、回転軸の安定性は抜群です。

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