EMC RepliStor Tips フェイルオーバー後の処理

RepliStorのエイリアス機能を使うと、簡易的なクラスタが構成できます。構成した後は、障害が発生すると自動フェイルオーバーが行われ、ターゲットサイトにエイリアスが移動するようになっています。
ここで注意しておかなければならないのは、フェイルオーバーが発生した後は、下記のいずれかの処理を行わなければなりません。

・フェイルバック

Failback

フェイルバックでは、恒久的に役割を指定できるが、処理を行う前に同期が完了していること、セッションが切れるためクライアントへのアナウンスが必要なことなど予め準備する必要がある。

操作手順

1. ターゲット からソース へのデータの同期が完了していることを確認する。
2. ターゲットでエイリアス名を右クリックして、「フェイルバック」を実行する。
ターゲットに送信されたエイリアスのすべて(関連するIP アドレスも同様)は、ターゲット・システムから自動的に削除され、ソースに戻される。また、ソースからターゲットに追加されたスペシフィケーションはすべて削除される。
3. ソース上のスペシフィケーションを有効にする。
4. スペシフィケーションを同期する。

・ソースの設定

Set Source

ソースの設定では、そのまま運用を続けられるため、ダウンタイムを極力減らして運用することが可能です。

操作手順

1. ターゲット側のエイリアス名を右クリックして、「ソースの設定」を実行する。
これを行うことで、ソースとターゲットの役割を入れ替え、エイリアスが実行されているマシンが障害になると自動フェイルオーバーが行われるようになる。

ソースの設定を行う前と後では、エイリアスの所有マシンが入れ替わり、役割が変更される
set source1

set source2

本来はここまでの操作で十分なのだが、ソースの設定を実行すると、それぞれにエイリアスとスペシフィケーションが残されて、コンソール上には2つずつエイリアスとスペシフィケーションが表示されるようになってしまう。これでは、ヒューマンエラーを引き起こしやすく危険であるので、紛らわしい設定を消すことをお勧めする。

2.元ソースのエイリアスとスペシフィケーションを削除する。

元もとソースであったサイトを開き、余分なスペシフィケーションを削除する
set source3

余分なエイリアスを削除する
set source4

削除後のコンソール表示

現ソース(元もとターゲット)
set source6

現ターゲット(元もとソース)
set source5

このようにフェイルオーバー後の処理は、2パターン用意されているので、それぞれの運用ポリシーに沿った操作を検討してください。

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